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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



冷酒と常温での味わいと
香りの違いの感想を聞いて
うんうんと杏寿郎が満足そうに頷いて来て

「この剣菱に可愛いミニボトルはな
実は優れものだったりするんだ。
丁度1合、180ml入りなんだが…。
この瓶ごと、自分が飲みたい時に
飲みたい量を、好きな温度で熱燗に
電子レンジでする事が出来るんだ。
剣菱は…常温になるとまろやかになるが。
一番美味い飲み方は…、
40度ぐらいのぬる燗だからな」

杏寿郎…剣菱好きだから
剣菱の話させとけば
ずーっと喋ってそうだな…

「この瓶の形状に秘密があってな、
500Wのレンジで1分で
一番美味い、40度の剣菱が飲める。
勿論中に別の銘柄の日本酒を入れて
燗する事もできるからな、
わざわざチロリを用意しなくてもいいしな」

錆兎が瓶を見せて欲しいと言って来て
杏寿郎が錆兎にそれを見せると

「瓶入りの日本酒にしては
お洒落な感じの瓶だな…」

「そうだろう?
グッドデザイン賞を受賞してるからな。
機能性とデザイン性を兼ね備えてるんだ」

語り出したら止まりそうにないので
アクアパッツァを深めの器に
お汁も一緒に入る様に取り分けて

月城にみくりが差し出した

恐る恐る完成した
アクアパッツァを
月城が口に運んで
その様子をドキドキしながら
みくりが見守っていた

「鮎の塩焼きも…、美味しいですが。
アクアパッツァも…美味しいですッ…!
これ、私が…作ったんですよね???
自分が、作った…物だなんて
とても、思えないです、美味しいぃ」

アクアパッツァは絶品で
料理が苦手な月城は
自分が作ったのが信じられないと
言いたげに言っていて
アクアパッツァを涙目になりながら
美味しい美味しいと食べていて

ツンツンと隣に座っていた杏寿郎が
剣菱の話しかもう頭にないと思って居たのに
こっちの身体を肘で隣から突いて来て

「(ちょっと、何?どうしたの?杏寿郎)」

「(良かったな、奥さん…、
ふたりを家に招いて、正解だったな…
ホラ、見てみろ…ふたり…を)」

こっちが小声でそう言うと
杏寿郎が小声でそう言って来て
ちらっと視線を正面のふたりに向けた

雅ちゃんが作った
アクアパッツァを錆兎さんが
美味しそうに食べていて
2人の間に幸せそうなオーラが見える気がする

「今度…俺とも一緒に、
何か…作ってみるか…?雅」

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