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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



錆兎さんが
稚鮎の水分を拭いて
片栗粉を綺麗に打ってくれて
後はあっちで揚げるだけの形になると

こっちがバタバタしてる間に
杏寿郎が月城と一緒に
テーブルの上にフライヤーを
設置して油を温めてくれていた様で

中庭のウッドデッキにある
テーブルも余裕のある
8人掛けのサイズ…なのではあるが

先に完成したアヒージョは
前に買ったタイルの鍋敷きの上に
杏寿郎が置いてくれていて

焼き上がった肉のブロックは
カッティングボードの上で
スライスし始めてくれていた

そうそうその為に
それらしい感じの
木製のカッティングボードを買たんだった

「あの…、バーベキューって
こんな感じ…なのですか?
私は…その…行った事が…なくて」

「とりあえず…乾杯するか?」

木の桶に氷をたっぷりと入れて
そこにオススメの日本酒が並んでいて

「奥さんは…飲めないからな、
だったら、バーベキューらしい
乾杯でもするか…」

そう言ってすぐに焼ける
ミニトマトの串を杏寿郎が焼いてくれて

まるで剣士が
お互いの剣の先を合わせる様にして
焼けたミニトマトの串の先を合わせて
4人でミニトマト串で乾杯をしたのだが

「頑張るとは言ってたが、
奥さん…割と、頑張ったんじゃないか…?」

そう言ってよしよしと
杏寿郎が頭を撫でてくれたので
へへへ~とみくりが笑っていて

「でも、お手伝いして貰ったから
牡蛎、これだけ剥けたんだよ~。
アクアパッツァは雅ちゃんと
一緒に作ったんだよ?
まぁ仕上げは、杏寿郎~だったけどね」

「あそこまで完成してたら
俺は、塩入れて味整えただけだしな。
さて、火起し中のビールは
我慢したんだ、ふたりも飲むだろう?」

「杏寿郎、最初はどっちから?
福寿にするの?仙介にするの?」

杏寿郎が桶の中から
ブルーの瓶に入っている
福寿の方を手に取って

「有名過ぎる…から、知ってるかも知れないが。
ノーベル賞の晩餐会で振舞われる酒で。
数々のコンテストで、金賞を受賞してる。
日本だけじゃなく、世界からも
美味さを認められてる酒だな…」

そう言いながら
用意していたグラスに
福寿を注ぐと

3人がゴクッと一口
福寿を飲み込むのを
どきどきしながら見守っていたのだが

「凄い…フルーティーな香りですね、
喉越しも柔らかくて、口当たりもいいですし」

「うん、美味い」
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