第119章 夫婦でおもてなしをしよう！前編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

丁度…中華街にお店があるので
テレビでたまに紹介されてる
魔法の壺プリンと
生マシュマロも買って帰る事にして

奥さんは壺のプリンが有名な店の
ドライイチゴにホワイトチョコを
コーティングしたのが好きなので
プリンじゃなくて
イチゴトリュフを買うと言っていたが

車に戻ると中華街からは
目と鼻の先にある
ケーニヒスクローネの店舗の
近くの有料駐車場へ移動して
それぞれが気になる物を購入すると

「じゃあ次の目的地に移動だな」

「目と鼻の先の距離だけどね…」

ケーニヒスクローネの店舗からは
車で１０分も掛からない距離にある

今年から少し場所が移動した
アンブレラスカイの会場は

神南海洋博物館と今は絶賛
リニューアル工事中で休業中の
神南タワーがあるエリアで

「ああ、そうだ…ここにも丁度
お洒落な感じのスタバがあるんだよ。
ここら辺は港町だから、
ここのスタバは港に停泊してる
クルーズ船をイメージした
デザインになってるらしいけど」

埋立地の一帯は芝生になっていて
そこに周囲の景観に馴染む様に
建っているスタバが見える

そのスタバの隣に駐車場があるので
あっちの商業施設に車を置くよりも
アクセスのいいこっちに車を停めて

「この辺りは、定番の辺りだな。
あの、海の前のモニュメントで
撮った写真をSNSで見るし…。
それに絶景のロケーションで
潮風を感じられる…んだな」

「港町である、神南港らしい場所だな」

この辺りの一帯が今回の
アンブレラスカイの会場で
夜間はライトアップもされているのだが

その中央に　あるのが

巨大なビニール傘を
ひっくり返して
上から　数個並べた様な
そんな形をした斬新な噴水の様なオブジェで

多分これを見る限り
これをデザインしたのは

「あの…巨大な傘形の
アート作品の様な、噴水は…
神南港市出身のアーティストの
カゲヤマシンキの作品でしょうか？
この辺りには…カゲヤマシンキの作品が
多くランドマークとして設置されていると…」

「うん、あっちのプロムナードに
食べ物がなる木みたいなのがあるし、
あそこのスタバの横のモザイクタイルの鐘が
あるでしょ？あの鐘の横にあるのも。
カゲヤマシンキの作品だよ」

この辺りのランドマークを
１つに融合させた
ワイヤーアート作品も
カゲヤマシンキの作品だと説明する