
第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ

「………なッ!?」
杏寿郎が驚いた顔をしたままで
固まってしまって居て
「杏寿郎どうしたの?そんな顔して」
「いや、奥さん、あのなぁ。
幾ら何でも…それは
ちょっと、褒め過ぎじゃないか?」
自分が褒めろと言ったのは
私の聞き間違いではないはずだが
自分から言わせて置いて
この旦那さんは何を言ってるんだろうか
「奥さん、顔、そんな顔するのはやめてくれ」
「杏寿郎が、矛盾するような事
言って来るのが悪いんでしょ??
私の所為じゃないし、私が
こうなってる原因は、
杏寿郎が私をここに連れて来てからだから
やっぱり、杏寿郎の所為なんだってば」
そんな良く分からない
惚気なのか喧嘩なのかも謎めいた
そんなしょうもない
取り留めのないやり取りをしていると
注文していた クラフトビールと
パインとシークワーサーのジュースが届いて
「とりあえず、乾杯するか」
「うん、しよしよ。
杏寿郎、乾杯」
「ああ、乾杯」
チンっとお互いのグラスを合わせると
ぐいっと一口 ビールを飲んで
そのままゴクゴクと喉を鳴らしながら
杏寿郎がジョッキの1/3程飲んで
程なく 注文していた生ガキと
生マッシュルームのベジサラダ
焼きモッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ
ミミガーと ハーブ山羊の刺身が届いて
「奥さん、牡蛎美味いか?」
「うん、アヒージョも
注文してるから、杏寿郎も食べる?牡蛎。
てか山羊注文したんだね、
山羊の刺身気に入った?」
その後に遅れて
時間が掛かる料理が運ばれて来て
テーブルの上が一杯になるが
それもすぐに杏寿郎が
綺麗に空にして行くから
どこにご飯に行っても
杏寿郎はお店の人に…
驚いた顔で見られるけど
杏寿郎が中華のメニューも
注文していたので
油淋鶏や餃子や春巻きも届いて
「うん、美味いな…。
クラフトビールも美味いし、
山羊の刺身も美味いしな」
注文していた
ベーコンとポテトの
スパニッシュオムレツと
エビと牡蛎のアヒージョも届いて
今日は…沖縄料理は
杏寿郎は食べないのかと思ってたら
追加で麻婆豆腐と
ゴーヤチャンプルーも頼んでたから
何気に杏寿郎 ゴーヤチャンプルー好きだな
杏寿郎は…結局
ビールを3杯飲んでいて
まぁビールジョッキ3杯ぐらいで
酔う様な旦那さんではないのだけど
レストランを後にした頃には
