
第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ

そう言って成瀬さんに
速攻でLINEをしていたので
「奥さん、先に何を食べるのか…
注文する物を決めたらどうだ?」
それが出来ない程の物が
ここのデザインにあるんだろうが
「テーブルチャージ取ればいいのに。
ここに入るだけで、お金払う価値あるわ。
これを…見る為のお金…、
はぁ…写真撮りたい、内装の…」
流石に…店内には
他の利用客も居るので
料理は撮影する位なら良いだろうが
店内の内装を撮影したいのを
奥さんは我慢してるらしいが
「とりあえず、内装は
奥さんの目に焼け付けるのは後にして
何を食べるのか選んでくれるか?」
「杏寿郎、一大事。
牡蛎の調理法が豊富なのですが?」
「確かに…酒が進みそうなメニューが多いな」
「ホテル近いんでしょ?飲んで良いよ?
酔っぱらった杏寿郎はちゃんと
私が、ホテルまで送るからさ。
と言っても、この後ライトアップ
見てる間に酔いも醒めちゃうだろうけどね」
奥さんはこの様子だと
牡蛎ばっかり注文しそうだが
「と言うか、マッシュルームって
あんまり生で食べるイメージが無いが
生で食べていいものなんだな…。
マッシュルームのサラダあるぞ」
「ピザとかパスタもあるね、
あ、杏寿郎、ヤギの刺身あるよ?」
メニューの中から気になった物を
俺と奥さんとでそれぞれ注文して
注文した物が届くのを待つ間も
奥さんはレストランの内装を
わくわくしながら見ながら
嬉しそうにしていたから
何となく奥さんが
好きそうな感じだなとは
ここのHPを見て思ったが
俺の奥さんの好みの理解度も…
夫婦1年目にしてかなり
深まった様な…気がする
「杏寿郎、ありがとうね。
こんな…素敵なお店に連れて来てくれて。
このレストランの空気が、もう
お洒落過ぎて、テーマパークみたいだし。
こんな、お店来れるなんて、
さっきの中華な庭園からはさ、
全然想像もしてなくてさ。いい意味で
裏切られ過ぎた…感じする…もん」
あんな提案をしてみたが
大正解だったみたいだな…これは
「だったら、もっと
ストレートな感じのお言葉が
俺としては欲しい所だがな?」
「うーん、ストレートに言えばねぇ。
控え目に言っても、最高過ぎるし。
ここを見つけてくれたのも、
ここを選んでくれたのも、
最高すぎ…ですよ?旦那さん」
杏寿郎が…驚いた
フクロウみたいな顔をしていて
