第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
返していた手を戻して
普通に握り直すと
反対の手にも胸に残って居た
ローションを馴染ませて
グッと右手で杏寿郎の根元を
締める様にして握ると
開いた左手の平で亀頭をクルクルと
小さな円を描きながら刺激をして
「…っ、はぁ、みくり」
「こっちは、大丈夫でしょ?
ねぇ、あれ、してもいいよね?」
ふふふと不敵な笑みを浮かべながら
亀頭をスリスリとしていた左手を
伸ばした形から亀頭を押しつぶさない様に
そっと形に合わせて握り込むと
「それは…、どうしても…か?」
「うーんだって、いつもすぐ
止めさせるでしょ?それしたら」
「違うんだ…、あれは色々とマズイっ」
「ふーん、何がマズイのか
全然分からないんだけど…?」
スルッと亀頭だけを添える様に
握った方をほんの少しだけ動かすと
ビクッと杏寿郎が身体を跳ねさせるから
「杏寿郎…、もうちょっとだけ…、
もうちょっと、してみてもいい?」
クルクルと円を尿道口の辺りで
描く動きに戻したら
彼の身体に入っていた力も若干抜けて来て
ヌルヌルと小さな円を描いて
亀頭をスリスリと角度を変えながら
擦り上げて行って
ブルブルと杏寿郎が
その刺激を思い出して
小さく身震いするから
可愛いと思ってしまった
何かこうされてる時って
女の子みたいだなぁって思っちゃう
「止めてくれって言ったら、
止めてくれる…なら、…いいが…」
「うーん、だったらそれは無理かな?
だって杏寿郎は、やめてって言ったら
いつももっとするもん、だから…」
何故だか分からないけど
こっちの触り方なら大丈夫だけど
あっちの触り方したら
毎回毎回数秒で強制終了させられるから
もうちょっとしてみたいんだけど
私としてはね
「あれをされたら、…おかしいんだ
気持ちいいんだが…その、苦しくてっ」
「気持ちいいんだったら…してあげるよ。
じゃあ、ちょっとずつしてあげる」
そう言って亀頭の形に合わせて
手を握り直すとクニュっと
5本の指を順番に動かして
握り込む様にして行くと
ビクッと杏寿郎が身体を硬くさせて跳ねさせて
その手を緩めるとふぅーーっと息を吐いた
ゆっくりともう一度それをすると
そのまま同じ動きをもう一度して
「…っ、ぁ、はぁ、…ぅ」
堪えられないのか杏寿郎が口から
僅かに声を漏らすのが聞こえて
