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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第6章 リレー


⚠︎カズマ(〜290)

ー穂波sideー





部屋に入った時、カズくんが鍵を閉めたのには気付いてた。

けど実際カズくんの着替えというか着付けとういうか
まぁ着替えのためにここにいるのだから
鍵を閉めるか否かはカズくんの判断だな、って思った。

小学五年生、11歳のカズくんはどんどん男の子からまた違う類の男の子へと進化してる。
なんていうか、雄っぽさみたいなのが、身体つきにも顔つきにも言動にも、現れてる。
きっと、心にも、だろう。 着替えとかみられたくないよね、くらいに思ってた。






『それにしてもほんとぐっちゃぐちゃにされたね。遊児はどうだった?』

「遊児も半裸みたいになってたけど、遊児自分で直せるから卑怯だ」

『あ、そっかぁ。 でもカズくんも自分で直せるよ、男の人のは簡単だから。ついでに覚える?』

「ううん、いい。穂波に着せてもらいたいから」

『ふふ… いつまでそんなこと言ってくれるかなぁ』






なんて言いながら
これは直すというよりもう一度着る、方がシンプルに速いってくらい着崩れてたので
帯を解いて、浴衣をひらり、開いた… ら…






カズくんの下着がむくってお山になってて。
これは見ないふりをすればいいのかな?とか変に考えてしまってぎこちなくなってしまった。






「ねぇ、穂波。これおさめれる気がしない」

『…あ、うん。 わかるよ、うん』

「わかるの?」

『うん、わかるの。形は違うけど一緒だもん。だからダイジョーブだよ』

「……」





…なんかきゅんとするな。
教えてあげたくなっちゃうわたしは… ちょっとヤバいやつなのかな。
いやでも歳の差なんて関係ないし… いやでも倫理観…
いやでも… んー いやいや、わたしには研磨くんがいますから!!






「いや別に、手で抜くのとかはもうしてるから」

『へっ あっ、そうだよね。もうおっきいもんね』

「…穂波は何を教えてくれようとしてた?」

『えっ… 口に出てた?』

「…いや、顔に出てた」






口でしたりとか、もう求め合っちゃったりとか、なんかおさめるってか…
どうにかする方法はあるよね、とか思った。
でもそれは全然現実的じゃない …わけじゃないところが生々しくて多分、うん。
ダメなやつ。






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