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アイオライト [気象系BL]

第1章 入社と出会い


-櫻井side-

恋人ができた事ない...?
衝撃的な事実が故に "は?" と思わず口を衝いて出た

そんな天然記念物今の時代いるか...?
今時小学生でもお付き合いの1つや2つ経験してるぞ?
オマケに2人揃ってこのルックス....
それこそ男女問わず声を掛けられそうだし...
なんなら俺達みたいに遊びまくってったっておかしくない

雅「えぇ? なんで?? こんな性別関係なくモテそうなのに..」

ニ「バレンタインとかはもらう方だとは思うんですけどね...」

准「ふはっ ハッキリ言うなぁ」

でもなんか...わかってきたぞ....

「わかってきたかも...」

雅「えっ!なんでなんで? ヒントっ!!」

俊「相葉ちゃん五月蝿い」

今までの言動を見るにこの2人は絵に描いたようなピュアさ...
そのピュアさを周りが気付いていれば
庇護欲が掻き立てられ、これ以上無い程の温室で
ぬくぬくと育ってきたんじゃないか..?

しかもこんな容姿だし...
レベルが高くて高嶺の花な存在が為、
それならばとお守り隊に回るのも頷ける

「要するにあれだろ? 2人が高嶺の花すぎて告白だとか,そういう所まで行けなかったんだろ? アプローチした所で鈍そうだし?」

智「んふふっ なんか想像できるね」

相「穢れを知らない...って感じだもんなぁ〜 守ってあげたくなるね?」

智くんと俺を眺めてニヤニヤしながら雅紀が言う
うるせーぞ...

密かに雅紀を睨む俺と智くんとは対照的にニノと潤は
見つめあってキョトンとしてる
大方...自分達が鈍いと言われて吃驚しているんだろう...

生「じゃ,俺たち戻るね」

岡「じゃあな」

俊「またね」

ニヤニヤしながら一連の流れを見ていた3人は
これ以上は笑いを堪えられないと自分達の持ち場へと帰って行った

「心臓部ねぇ よく言えばって感じだけど...」

潤「じゃあ悪く言えばなんですか?」

智「便利屋.....かな..? でもまぁおいら達もこの仕事楽しんじゃってるしね」

相「よしっ! じゃあ第一営業ツアーするね!!」




雅紀の一言でツアー(?)が始まった
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