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アイオライト [気象系BL]

第1章 入社と出会い


-松本side-

相「それで〜 ここはねっ?」

第一営業ツアーと称して相葉さんが
明るく楽しくでも正確に21階のフロアにある
部屋を紹介してくれている

ニノの隣には大野さん
俺の隣には櫻井さんで話を聞いていく

櫻「騒がしくない? 大丈夫..?」

3人には聞こえないようにコソッと話しかけてくれた櫻井さん
その落ち着いた低音の声とは裏腹に
俺の鼓動は高まるばかり...
顔近いっ...

櫻「潤?」

「...っ......あっ..だ,だいじょうぶです..」

櫻「ならいいけど.. 顔赤いよ? 具合悪い?」

「全然っ...平気です..」

櫻「そうか? 無理すんなよ」

「はい ありがとうございます」

櫻「いーえ」

なかなか会話も続かない...
なんか話題...

「あ,あの」

櫻「ん?」

「このフロア本当に色々あるんですね...」

櫻「あぁ〜 なんか待遇?されてて」

「そうなんですか?」

櫻「うん 元々今の第二営業が第一営業だったんだ 前々から第一営業にはスペックとか色々な面から優秀な人達が集められてたらしくてさ?そこに去年,
新卒で異例に配属されたのが俺たち3人とさっき遊びにきてた3人の計6人だったのね?」

入社してすぐから期待されてたんだ....
だからといって威張るような態度じゃないのが
かっこいいと思う...

櫻「そんで営業の成績が俺達6人共先輩達を超えちゃうとかがザラになってきちゃって..当時は目付けられたりしてたんだけど... その噂を聞いたのか幹部の方々が新しい部署を作ってその部署を俺達に任せたいっていってくださったんだ」

「へぇ〜 そうだったんですね」

櫻「そう んで,流石に6人一気に引き抜くと営業が...って事であの3人は残って俺達はこっちの部署にってなったのが...10ヶ月前..とか?」

「そんな最近なんですか?」

櫻「うんワンフロア丸々用意されるし仕事の為とはいえ設備もすごくいいからその分会社に返していこうとは思ってるけどね... とはいえ流石にこの部署を3人でっていうのも中々無理があってさたまに斗真達に手伝ってもらってるんだけど...」

「それでも厳しくなって来て..俺たちが?」

櫻「そんなとこかな...ほらさっき俺達3人それぞれに部屋があるって雅紀が部屋の場所教えてたろ?」

そう..それも吃驚した..
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