第8章 宣言
-相葉side-
二「萌歌..今日学校行けそうですか?」
確かに...
嵐に入れるって宣言したくても萌歌ちゃんがあいつらに
会いたくないのなら仕方ない..よね...
萌「私... 行きます」
「本当に?...大丈夫なの?」
萌「だって..行かないと...それこそ進展ないし,それに...みんなが言ってくれた守るって言葉...凄く嬉しかったから...だから..行きます!」
「萌歌ちゃん...」
萌歌ちゃん..本当に強いんだな....
逆に俺たちが元気を貰えちゃうくらい....
感極まった俺は萌歌ちゃんにギュッと抱きついた
「大好きっ!!」
萌「あ..りがとう...ござい..ます」
照れてる...やっぱかわいいっ!!
「痛っ...」
二「近すぎです」
「えぇー」
萌「ふふっ じゃあみなさん早く食べちゃいましょ?」
また敬語に戻ってるし..
でもその一言でみんな黙々と食べ始める
俺たち...やっぱ単純じゃね?
松「じゃあ行こっか」
松潤にみんなついて行き生徒会校舎を出て行った
萌「あのーまた..ですか...?」
二「またです」
今ここは1年校舎 しかもA組の方向とは真逆の....
「今日こそ教室に入れてもらうからね?」
萌「えっ 本気ですか!?」
櫻「本気だよ」
大「ってか敬語....」
萌「外ですし....」
松「外でもタメ口で」
萌「えぇー」
「...前に言ったでしょ? お仕置き....もしかして..されたい?」コソッ
萌「え..そういう.....ことじゃ..もう...わかったよ..」
二「納得いただいたようで良かったです相葉さんの”お仕置き”という言葉には納得できませんが.....」
ニノ...聞いてたのね....
〜ザワザワ〜
大「やっぱこっちうるさいね」
櫻「そりゃそうだよ智くん」
萌「着きましたけど...ってちょっ!!」
E組女子「キャー」
E組男子「なんで!?」
「黙れ」
俺がその3文字を言うだけで静かになる教室
それとは裏腹にビックリしたような顔をする萌歌
「あ..ごめん 驚かせちゃったね?萌歌...大丈夫だよ」
俺のその言葉にまた教室内がざわついた
大「1年E組 嵐城萌歌を...嵐に加えることをここに宣言する」