第8章 宣言
-相葉side-
大「1年E組 嵐城萌歌を...嵐に加えることを宣言する」
萌「え?」
E組男子「は? 意味わかんねー」
主犯「あの転校生なんかより...私の..方がっ.....!!!」
取り巻き「そうですよ! なんでこんな奴がっ!」
より一層煩くなっていく教室内
「本当...うるさいなぁ」
松「さっき相葉くんが言ったよねぇ黙れって..聞こえなかった?」
主犯「...いえ..け...決して.....そんなことは..」
櫻「なら黙れよ」
二「嵐が...大野智が決めたことに何か.....反論でも?」
ニノがギロリと教室内を見渡す...
主犯「まさか...反論だなんて....」
取り巻き「滅相もございません...決してそんなことは...」
櫻「違う」
取り巻き「え?」
櫻「滅相もございませんって間違いだから..滅相もないで1つの形容詞なの”ない”を”ございません”に変えると単語として成り立たなくなるちなみに申し訳ないも同様なんだけど... そんなことも分からないの?」
流石翔ちゃん...一瞬で論破しちゃった..萌歌の事になるとより一層怖いな...俺たちも負けてないけど....
二「貴方達と...そこに溜まっている男子数名今すぐに『退学』という事でもいいんですが...」
E組男子「退学!?」
二「ですが! 萌歌はそれを望まないようなので今回は目を瞑ります」
E組男子「あ...りがとう..ございます」
こんな奴らが萌歌を襲ったんだと思うと腸が煮えくり返る思いだ
「萌歌...今日は一旦帰ろ? じゃないと俺らこいつらの事退学にさせちゃいそうだからさ?」
萌「え? …わ..かり.ました」
松「ビックリしたでしょ? ちゃんと説明するからさ?」
主犯「お待ちください...」
大「なに?」
見ただけで分かる...リーダーめちゃめちゃ怒ってる...
取り巻き「...なぜ..なぜそいつなんですか?」