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黒風学園 [気象系]

第6章 反撃


-萌歌side-

おかしい...

和くん 潤くん 雅紀くんなら1年校舎に行くのは分かる...けど..
なんで翔くんと智くん(←朝にこれからはそう呼んでって言われた)
まで1年校舎に?

初めて智くんに話しかけた時は気づかなかったけど...

周りの生徒すごいザワザワしてるし..
ほんとにすごい人たちなんだなぁ
...ってそうじゃなくて!!

それにこの方向明らかにE組の方向だよね..
聞いたほうが..いい...の..かな?
そう思いその場に立ち止まる

相「どうしたの?」

「あの..みなさんなんでこっち側のフロアに...?」

松「そこ聞いちゃう?」

櫻「萌歌ちゃんは気にしなくていいんだよ?」

気にするでしょ...

ニ「今 気にするでしょって顔しましたね」

..バレた...

相「とにかく! 普通にクラス行っちゃっていいから!ね?」

「は,はぁ ...分かり..ました」

普通にって..どうすれば...?
あれこれ考えているうちに教室に着いた

「着きましたけど..ってちょっと!」

松「どうかした?」

なぜか5人全員が教室に入ろうとするのを止めていると
昨日の子たちが近づいてきた

主犯「すみません この子がどうかなさいましたか?」

相「いや なんでもないし 君たちに用ないから」

「っ..」

大「どうかした? も...っ」

取り巻き「この子転校生なんですよ〜 無礼な態度をお許しください作法等は教えておきますので...それでは 失礼します」

そう言うと今度は5人に聞こえないように耳元で

「昨日逃げたんでしょ? 続きしてあげるね?」

と囁きどこかに連れて行こうとする

みなさんにこれ以上迷惑かけられない...
と思い抵抗をやめついて行くと今度は主犯も着いてきて

「今度は逃げんなよ? ほらお迎え来てるから行けば?」

主犯の指差す方向を見ると昨日の男たちがいた

いや...増えて..る? 
後を見るともう5人は居なくなっていた

私..今度こそ...
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