第1章 突然の
「だめじゃ!!!!」
学園長先生のいる、庵に来て相談してみれば大声で拒否の声を上げる学園長先生
『ひぇ…』
その声に驚き体を縮こまらせれば喜八郎が大丈夫だと言わんばかりに手を強く握ってくれる
綾「何故ですか学園長先生。は僕と親以外の男は基本的に苦手です。克服しろと言っても逆に悪化したらどうするんですか」
学「苦手なのは仕方のない事じゃが……少しぐらい他の学年とも交流せんか!」
『無、無茶言わないでくださぃいい』
ただでさえ、村でも同年代の子は喜八郎ぐらいであんなことを言われて育ってるのだから警戒しても仕方ないのに……歳近いって言っても年上のほうが怖いんだよぉ…村だとおじいちゃんおばあちゃん、若くても10は上の夫婦の人ばかりだし…
綾「そもそも男嫌いにさせてしまったのは僕の責任でもあります。なので僕がひと肌脱いで男嫌いを克服させるので大丈夫です」
学「絶対せんじゃろお主…ともかく!明日から五、六年生が毎日お主に会いに来る。頑張るのじゃぞ」
『あ、明日から毎日…!?きゅ、急にそんな事言われましても…』
そもそも明日のいつ来ると言うんですか…無理ですよ気を抜いた瞬間現れるなんてことあったら口から心臓出る…
学「鉢屋三郎から始まるぞ。頑張りなさい」
『はちや…?あ、変装名人の人だっけ…』
綾「って怖い怖い言いながら、あんまり僕達の事知らないよね」
『絶対関わることないから、あんまり変に覚える必要ないかなって…』
でも、鉢屋三郎先輩あたりは、有名だから知ってる…名前だけだけど……
綾「いい?。何かあったら絶対僕を呼ぶんだよ」
『わ、わかった』
学「喜八郎は過保護すぎじゃ」