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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第13章 彼の誕生日と






苗字side


「名前ちゃん!昨日一緒にマジバに居た男の人って彼氏!?」

『…見てたの?』


高尾と出かけた翌日のまだ部活が始まる前の時間、人はまばらだがいなくはい。さつきの声が周りにも聞こえていたのか注目を浴びている気がした


『別に彼氏じゃないよ』

「ええ!じゃあなんで抱きしめられていたの!?」

『ちょっとあまり大声で言わないでさつき!』

「…青峰君と一緒に」

『まあそりゃあさつきが出かけるなら青峰がいるよね…』


まだ紫原とかだったらお菓子で買収出来たかもしれないと考えるが、見られてしまっていたのならしょうがない

その場でとりあえず否定をはしたが、話が広がり恋バナ大好きな他のマネージャーにも質問攻めになってしまう

いつもなら部活が終わったら自主練まで付き合うが、部活が終わった瞬間に自主練なんてしている姿を見たことがない灰崎のところへダッシュする


『灰崎!一緒にかーえろ!』

「ああ?なんだよ、相手はしてやんねーからな」

『いや別にそんな話しに来たわけではないよ』


原作では怖いシーンが多かったためあまり関わりがなかったがまさかの良い奴だったことが最近判明した。この時期特有のワルに憧れているだけなのだと思う

絡むようになったきっかけは虹村先輩が灰崎をシメているところで呼ばれて話すようになっただけなのだが、彼は恐れられているせいか一緒にいると他のマネージャーが寄ってこないことを理解している




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