第76章 契りて繋がる縁たち$(冨岡裏)
$$$↓ここより冨岡裏。ゆるめの拘束あり、目隠し、鰻と黒焼き効果あり。
「私は、鬼子ではなく、貴方の子を孕むならそれだけで嬉しい……」
ぎゅっ。
冨岡に背後から抱き締められる。
「これだけ煽っておいて、途中で止めては無しだぞ?」
耳朶を舐められ、ぞくりとする。
お尻に熱いものも当たっているし、その気になってくれたのだろう。
喜び半分、緊張半分といった具合で居ると冨岡が口付けてきたので、それを受け入れる。
布団になだれ込んで、冨岡が言った。
「覚悟はいいな?」
自身の浴衣の帯と白藤の帯を外す。
え?
縛るんですか?
冨岡は無言のまま、白藤の腕ごと、上半身を縛る。
胸だけ強調する様な縛り方をされ、羞恥から白藤の顔が赤くなる。
「義勇さん、これは流石に……」
「恥ずかしいなら、目を隠すか?」
「え?」
そのまま手ぬぐいで目隠しをされてしまう。