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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第76章 契りて繋がる縁たち$(冨岡裏)


「お疲れの様ですけど、何かありましたか?」

「部屋でゆっくり話そう」

「はい」



離れにて、義勇と食膳の前に座る。



「白藤。これは?」

「私も流石にやり過ぎだと思っていたのですが……女将が……」



食膳の内容はこうだ。

鰻重、胡瓜の漬物、浅利の味噌汁、鶏肉の香草焼き。


目出度いからこその鰻だと思いたいのだが、隣に置いてある酒瓶に蝮の文字が入っているのを見て、もしかしなくてもそういうことかと勘ぐってしまう。


白藤の食膳には鰻重は無いが代わりに白米と……



「イモリの黒焼き……?」

「この見た目で他に思い当たりませんよね…」



それに、イモリ三匹て多くないですか?



「無理に食べることは無いと思うが……」

「まあ、そうですけど……義勇さんは祝言の前と後のどちらが……いえ、何でも……///」

「………俺は相手が白藤ならいつでも構わないが、鬼の時と違って、その……孕み易くなっているだろう?………負担をかけて、しまう……のではと……///」

「………////とりあえず、食べましょうか。食べれそうなものだけでも……」

「そうだな……」


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