第49章 闘いの終わり
ゆ「………ごめんなさい。」
つ「姉さん…??」
理解ができないというような顔をする妹たち。
百合はそんな3人の顔が見れないのか俯いたままだ。
ゆ「あの日、あのとき……私が、もっとしっかりしていれば、今も4人で幸せに暮らせていたかもしれない。」
『なに、言ってるの……??』
百合の独白に最初に割って入ったのは杏だった。
『あいつが私たちを襲ったのは、私のせいなんだよ??私があの日…1人で山に入って、青い彼岸花なんてものを見てしまったせいだよ。百合姉さんは何も悪くな……』
ゆ「だとしても!!」
杏の言葉を大きな声で遮る百合。
杏も、紅葉も、椿も、目を見開く。
いつ、いかなる時も、冷静で笑顔を絶やさない穏やかな人だった。
大きな声を出すところなんてあの夜以外で見たことがない。
ゆ「私は、みんなの姉さんなのよ。お父さんとお母さんの代わりに、私がみんなを守らなきゃいけなかったの。」
溢れ始めた言葉は止まらず、百合が抱えていた後悔がどんどんと流れ出す。