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愛されわんこ🐕【気象系BL】
第12章 SN 7 奇病/切甘
N side
研究医の翔くんとは俺が貧血で倒れて元気になったあとガラス越しで話しだしたのがきっかけ
強化ガラスだったから分厚かったけど翔くんの温もりを感じた気がする
それは俺がまだ普通だった頃に感じた人の温もり。
それはそれは温かく優しく穏やかで
真っ白な病室が一気に暖色に変わった気がした。
そんな俺は彼に日に日に好かれていった。
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