第7章 MN 2/一般人設定
M Side
帰るときは走らず歩いて帰る。
気分転換にいろんな道から帰っていた。
そしたら真っ暗な所に小さな小さな男の子がちょこっと座っていた。
俺はその子の目線に合わせ
「こんなところで何してるの?」
と聞くとビクッと飛び跳ねて立ち上がった。
男の子「俺、気づいたらこんなところいたの...グスッ」
「名前は....名前はなんていうの?」
男の子「かずなり....にのって言われてた...」
にのくんが涙いっぱいの目で俺のことを見ながら言った。
俺はその瞬間ニノくんの周りが輝いた気がする…
綺麗な目
きめ細かい肌
ニノくんの顔を見た瞬間
「俺の家くる?」
と言ってしまった。子供なんて育てたことないけど。
キラキラな目で
N「ほ、ほんとぉ?」
と言った。
「うん(^^)」
そう言ってニノくんと手をつなぎながら帰っていった。