第3章 SN 3
S side
ロケが終わった後ニノが静かに帰ろうとすると芸人Bが後ろから抱きついた。
B「にぃーのちゃん今日はありがとっ♡よかったら連絡先交換しない?」
N「ちょっ!冗談やめてください!」
かなり困惑しているようにも見えた。
俺は急いでニノのもとへ言って
そいつをニノから引き剥がし、
「今日は俺と約束あるから」
とニノの手首を掴んで家に帰った。
俺がよっぽど強く握りすぎていたのか
家についた頃にはニノは泣いていた。
「え、!ご、ごめん!、」
あれからニノは俺に何回か話し掛けてくれていたようだが俺は全く気づかなかった。
N「しょぉちゃん...助けてくれてありがとぉ..グスッ」
それを聞いた瞬間俺はニノが欲しくてたまらなくなった。