• テキストサイズ

僕等の青春【気象系BL】

第4章 おいらの気持ち




「ふー」

もともと逆上せやすい俺は、櫻井をおいて

一人風呂から出てきた。

……………

それにしてもなんなんだよ!



あのエロさは//


シャワーを浴びる姿


引き締まった身体が弾く水しぶき


かき上げた前髪から滴り落ちる水滴


何もかもが色っぽい…

エロすぎて腹が立つくらいだ!


あんなの女子が見たらイチコロだろぅな…



なんだか、最近女子と比べてばっかだ。

やっぱおいらおかしいな…




「ねぇ、着替え貸してくれない?」

「えっ?」

いつの間にか風呂から出てきていた櫻井が、腰にタオルを巻いただけの状態で立っていた。

「あ、うん…」

部屋から俺の寝間着を取ってきて渡してやる。

「ありがとう。」
「あれ?パンツは?」

「はぁ?自分のパンツ履けよ?」

「智くんもう洗濯機回しちゃったじゃん。」

ガーン…
しまった!

明日の朝までに乾かそうと洗濯しちゃったんだ!

「もー。ちょっと待ってて!」


自分の部屋に戻って、必死におろしてないパンツを探す。

しかし、衣服に興味がない俺はパンツは5つしかないし、

ましてや、おろしていないのなんて無かった。


仕方なく、一番きれいなパンツを出して貸してやる。

「ありがとう。」

そう受け取って、躊躇することなく、パパッと履きやがった。


当然、俺の体に合ったサイズの服だから、櫻井には少し小さくておかしかった。


/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp