第1章 * in the bed room
ゆめの顔の横に両手をついて、ぐっと一気に挿入する。
「あぁ!」
ゆめの潤んだ瞳と視線が絡まる。
きゅうきゅうと締め付けるそこは、温かくて、気持ちが良くて、溶けてしまいそうだ。
「ああっんっ!!」
コツン、と鬼頭が最奥に当たると、中がギュウッと締まる。
もう一度入り口近くまで引き抜いて、抽出を繰り返す。
腰の動くリズムに合わせて、ゆめからは、「あっあん…あっ…っ。」と喘ぎ声が漏れる。
あまりの気持ちよさに「は…ぁ。」と、息が漏れる。
我慢出来なくて、腰を振る速度を上げると、ゆめが俺の背中にしがみついてきた。
何度も何度も子宮口を抉るように突くと、ゆめの中が震え、きゅうきゅうと締め付けられる。
「あっ日々人…あたし…もっ…あぁっ!」
ゆめの手に力が入り、ビクビクっと震えゆめがイく。
ギュウッと中が強く締まり、声が漏れそうになるのを奥歯を噛んで耐える。
痙攣を繰り返す中で、本当なら落ち着くのを待ってあげたいが、我慢出来ずに再び動くと、ゆめからは、「あっ…あっん…あっ…あ…」と、絶え間なく声が溢れてくる。
頬を寄せてぎゅう、とゆめの柔らかい体を抱きしめると、一気に加速する。
「あっ…あっ…んんっあっ…。」
ゆめの声と、結合部のグチュ、グチュ、という卑猥な音だけが部屋に響く。
「あ…イク…。」頭が真っ白になり、ぐっと最奥に深く挿入し、俺も果てを迎える。
ゆめの中がもう一度震えて、搾り取るように中がうねる。
出し切るように、何度か中で抽出を繰り返してから、ゆめの上に倒れこむ。
ゆめを抱きしめると、ゆめも抱き返してくれる。
心地よい疲労感に抗いようのない眠気に襲われ、意識が遠のいていく。
「日々人?」
ゆめの声が遠くで聞こえたけど、返事が出来たかは分からない。