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想像の種【R18 ヒロアカ】

第44章 ホークス オリジン





わざと、可愛い言い方をすると凛ちゃんは真っ赤になってしまった。
首元に噛み付くようにキスをして舐めあげる
それだけで体がビクリとした。
小さく震える体、少しだけ汗が混じった甘い香り…



初めてを経験したあの日の記憶と目の前の君を重ねる




「凛…」




そう呼べば甘い吐息と甘い声
あの日のあの子とは比べものにならないほどに愛おしくて、壊れてしまいそうで
初めてするわけじゃないのにどこか緊張して
スカートに滑り込ませる手が汗ばむ



「啓悟先輩ッ」



その言葉に言い表せない気持ちが溢れ出して
がっつくように唇にキスをする。

「オレが呼んでって言ったけど、その呼び方クルね」

舌を絡ませてワイシャツの上から胸を荒く揉む

「ふぅッ」

と声が聞が漏れて胸が叩かれる
唇を離せば糸を引きまたプツリと切れた

「はぁっ」
「…苦しかった?」
「だ、大丈夫ッ…ホークス、今日なんか変だよ?仕事で何かあったの?」

その言葉に乾いた笑いしか出なかった

“荼毘に凛ちゃんを渡さないといけないからね”

なんて、オレにはいえなかった
かと言って、今更君のことが好きだなんて
そんな、都合の良すぎることはもっと言えない

手を伸ばして引き寄せて抱きしめる



「制服で…興奮しちゃった」

そう言うと凛ちゃんは笑った。
そして、抱きしめ返してくれる

「…ベッドでしたいな?」
「そこの扉の向こうだよ…ちょっと水持ってから行くね…」

そう言うと、うん。と言って扉の方へ歩いて行った。
ミネラルウォーターを口に含むとスマホが震えた…荼毘の名前が浮かび上がりスマホを伏せキッチンにスマホを置いたまま寝室の扉をくぐった。

「今はオレのものだから」

誰にも聞こえないその言葉を呟いて



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