第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
エース『..なんかツッコむのも疲れてきたわ。はいはい、そーですねー』
セベク『なんだと?』
ドラコニアン節にいちいちツッコむのも面倒になり投げやりに返事すると、ムッとしたセベクに食いかかられ、逆に面倒ごとになったと深いため息をついた
そんな2人を横目にシルバーはユウにくっついたままのレイラに近寄り、目線を合わせるように少しだけ腰を屈めた
シルバー『レイラ。またお前の顔を見られて良かった。あれから体調が優れず食欲もあまりないらしいとユウから聞いた。休んでいたところを起こしてしまったようですまない』
『ん、大丈夫』
シルバー『今回の一件でお前はたくさん頑張ってくれたな。現実にまでそのダメージが残り、今のお前を苦しめていることは本当に胸が痛む。何か俺たちにできることはないだろうか?』
何でも構わない、と言い切られ暫し考える素振りを見せると、小さく腕を広げまた細々とした声で願いを口にした
『.........ぎゅ』
シルバー『分かった』
レイラとの抱擁は今更驚きはしなかったが、本当にこれだけでいいのだろうかと心配しつつも、本人がそれを望んでいるのならと小さな体を抱き寄せる
以前よりも細く感じる体に、本当に食欲が無いのだなと不安が募り顔に影を落としていく。そんな自分の背中に回った腕が縋るようにブレザーを掴み、鼓動を聞こうと深く胸に押し当てられる兎耳に愛おしさを感じ、柔く髪を撫でた
『ん、ありがと....じゃあ、次』
セベク『...は?ぼ、僕か!?』
少しスッキリした顔つきでシルバーから離れると、今度はその腕をセベクへと広げ抱擁をねだる。まさか聞いてもない自分にも求めてくるとは思わず、油断していた心臓がドクンと激しく高鳴る
しかし、夢の中でユウやグリム、シルバーたちだけならまだしも、エースたち他の1年もいる中でそれに応じるのは気質上恥ずかしいものだった
セベク『だ、誰がこんなところでするか!お前に願いを聞いたのはシルバーだ。僕がお前の願いを聞いてやる義理は..
はぁ...........早くしろ』