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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第8章 謀反





噂の通り顕如と繋がっているのか、それともまた別の誰かが相手なのか、見当もつかない。けれど……


(これを織田軍のみんなに、伝えないわけにはいかない……)


千切れそうに痛む胸を押さえた時、濡れ髪の秀吉さんが駆け込んできた。



「茜、こんな遅くにどうした!? 何があった!? 顔が真っ青だぞ」


「秀吉さん……、実は……っ」



「夜分遅くにすまないな、秀吉」


(!?)


無遠慮に部屋へ踏み入ってきた光秀さんを見て、ほっとする間もなく血の気が引いた。

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