第7章 Coke+ポンパドール -Fseries-
「断る」
翔ちゃんがぐびっとビールを流し込んで、断った。
カズヤはすぐにチューハイの缶を持ったまま、相葉さんにぐりんって顔を向けた。
「雅紀っ!」
「えっ…えっと…どじょうすくいとか…セーラーマーキュリーとか…なんかいろいろポーズ取らされた…」
なにそれ…素っ裸でそんなことやってたの…?
ちょっと見たかったじゃん!
「…カズヤ…?」
俯いて震えてるから、怒ってるのかと思ったら…
「ぶっ…くくく…ふふぃぃ…」
「出た。笑い上戸…」
「あ、おまえ…カズヤ…これストロングじゃないか…誰だよこんなの買ってきたの…」
「えーっ…ちょっと、カズヤ大丈夫…?」
「ひーっひっひっひっ…俺にも見せてぇ…雅紀ぃ…」
「えーっ!?もう嫌だよっ」
「なんでぇっ!?潤には見せたのにぃっ…」
「まあまあ、相葉さん、やってあげなよ…」
「なっ…和!こんにゃろう!」
「やってー!雅紀!裸でやってー!どじょうすくい!」
「やだっやだっ!俺、トイレ行ってくる!」
相葉さんはソファから立って、逃げ出した。
「あっ!逃げるなぁぁぁぁぁぁ…」
リビングからそそくさと出ていく相葉さんを、カズヤは千鳥足で追いかけていった。
「おいおいおい…」
「もう、ほっときなよ…ああなったら、カズヤしつこいから…」
「ああ…まあな…」
ちなみに、ストロングは俺用だったのに…