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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




宇『だってよぉ、やる事ぁ概ね決まってんだろ?』

が作った小さなあんこ玉を口にほおった天元は不漫気に口を尖らせた。

宇『けど、は1人でもあんな鍛錬してんだぞ?……追いつけねぇじゃん、このままじゃ。』


___に追いつきたい。
その思いは皆同じなのだろう、天元の言葉を聞いた面点は口々に打開策を提案する。


杏『アレを真似てみるのはどうだろうか!!』

し『私もソレを考えましたが、無理ですよ。』


確かにあの1人鍛錬を真似るのが近道でわかりやすいようにも思えるが、一筋縄ではいかないとしのぶがため息混じりにその理由を説明する。


し『要は敵を戦略込みで完璧に作り上げてそれと同時に自分の思考と戦わせる…。私たちがそれをした所で、成果の上がる鍛錬はできないですよ。』

実『…き、聞いてるだけで頭が痛くなんなァ…。』


あれはだからこそ出来る高度な物だ。だからこそ困っているのだと唸る面々。そんな中、口に甘味を放った杏寿郎が呑気な声で話し始めた。


杏『うむ、しかしあれだな。
呼吸というのはあんなに連続して行えるのだな。
俺はやりすぎると肺が破裂しそうになるのだが。』


その言葉を聞いて天元が目をこれでもかと見開いた。


宇『それだぁっっ!!!!』

実 『うぉッ!?オィ!!零れただろォがァっ!!』
し『あ、あらあら、はい。おしぼりどうぞ。』


__ガッシャーン。とド派手な音を立てて机を叩き立ち上がった天元は実弥の零れたお茶など気にもせず目をキラキラと輝かせて妙案を叫んだ。

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