• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




柚『…その通り。身体も軽いしのぶちゃんなら
身体の軸の移動や切り替えは有利にできる。
それができたら…完成する君の呼吸は
きっと舞みたいに綺麗な物になるよ。』


柚樹のこの言葉に、しのぶは目を見開いた。


し『………舞みたいな呼吸。ですか。』


そう呟いたあとしのぶは少しだけ顔を歪める。


し『私もみたいに。
あんなに綺麗に飛べるんでしょうか。』


まだまだ遠い。

あまりにも遠すぎる目標に押され自信なさげに呟いたしのぶにカナエは真剣な顔をした。


カ『あの子の隣を選んだのはしのぶでしょ?
……ちゃんと飛びなさない。大丈夫よ。』

し『……………はい!!』


カナエの言葉に_ハッとして勢いよく返事をしたしのぶを横目で見た柚樹はを見つめながらなんとも優しげに微笑んだ。


柚『いつか2人で肩を並べたら
まるで仲のいい蝶みたいで…。
とっても綺麗な舞に見えるんだろねぇ。』


なぜかやたらと嬉しそうな柚樹の二の腕の辺りをカナエが__ツンツン。と揶揄う様につつく。


カ『私も入れてくださいよぉ~。』

柚『ふふっ、いや?カナエは花だからね。
その傍でそっと咲き誇るのが似合っているよ。
それがなくちゃ蝶が飛んでいても美しくない。』

カ『ふふっ、柚樹さんは
本当に言葉選びが上手いですねぇ。』


柚樹の言葉にカナエが微笑み、しのぶが真剣な顔つきてを見つめる横では男3人の肩を抱いた義慈がニタニタ笑っていた。


/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp