【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
義『わかんねぇだろ。
杏寿郎の言う通り全部をひとつの動きで
捉えてんだよ。だから切れ目が見つからない。』
柚『呼吸についてはは特殊ですが
この体の動きからは学べるものがありますよ。』
そんな言葉を聞いて微笑んだカナエはしのぶの肩に後ろから優しく手を置いた。
カ『しのぶ、貴方にとっては
とっても大切な事だからしっかり見なさい。』
し『……私にとって?』
不思議そうなしのぶの頬を片手でフニっとつついたカナエは、真っ直ぐを見つめながら呟く。
カ『…私もしのぶも女性だから。
一撃は男性のソレには劣るの。それは
仕方ないことだけどそれを超えるなら…これよ。』
し『…流れるように繰り返す。』
まるでうわ言のように呟いたしのぶを正解だと撫でながらカナエはゆっくりとその真意を語る。
カ『そう、途切れることなく打ち続ける。
それが出来れば何よりも強い武器になる。』
力で劣るのならば速さを。それを流れるように的確に繰り返せば蓄積された衝撃は強い一打に引手をとらない武器になる。
そういうカナエのせを柚樹が_トン。と叩いてからなにやら考え込むしのぶの前にヒョイットしゃがみこみ、しのぶに目線を合わせた。