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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




カ『…1人鍛錬て…ここまで出来るのね。』

義『すげぇだろ。コレを毎朝だ。
…加えて基礎訓練…長い時じゃ3時間。
そっから俺らと同じ生活してんだは。』


自慢気な義慈を横目で見てクスッと笑ったあと柚樹は惚けている弟子たちに景気よく声をかけた。


柚『ほら、次はもっと綺麗ですよ。
目が覚めますからよーく見てて下さい。
ほら、剣を抜きましたよ?…美しいでしょう?』


一瞬停止し、1呼吸ついたは日輪刀を鞘から引き抜いた。


し『………綺麗…。』


透き通った日輪刀はが1挙動する度にステンドグラスの様に色合いを変え何とも美しい。

そんな姿を見ていた実弥が唐突に片眉を上げた。


実『あァ?…さっきのは…風の呼吸かァ?』

義『お、よく分かったな!!良い目だ。
知ってる呼吸を全部組み込んでんだよ。』


義慈の言葉に天元が首を捻る。


宇『………何でこんなに分からねぇんだろう。
炎の呼吸も風の呼吸も…見慣れてんのに。』


毎日共に稽古をしているのだ、正直見慣れている筈なのに何故かが行うと別の物に見える。

そんな天元の言葉に杏寿郎も静かに同意した。


杏『うむ…炎や風を纏っていなければ
……悔しいが俺には分からなかった…。』

カ『………いいえ、杏寿郎くん。
悔しがる事じゃないわ。流れが上手すぎるの。』


悔しそうな杏寿郎の背を叩きながらそう言ったカナエの言葉を補足する様に柚樹が淡々と語り出す。

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