【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
□近くて遠い君
____宇髄天元 15歳。
自分史上最も幸せな朝である。
宇『ど、ど派手に死ぬほど可愛い。何これ。』
「………んっ…んんっ…。」
そりゃ、縁側だから少し冷えるのだろう。
腕の中でモゾモゾと擦り寄ってくる姿は
そりゃもう天使なんて軽く超えるくらい可愛い。
宇『………何度か寝たことあるけど
朝、こうやって腕の中に居るのは初めてだな。』
いつも誰よりも早くおきるは
皆で寝てても朝になると既に隣に居なくて
鍛錬して朝食つくって家事したりなんだりで
たいてい朝イチ見るのは本を読む姿。
つまるところ、寝起き1番
安心しきった寝顔を見れるなんていうのは
中々無いご褒美だし、更に自分の腕の中
なんていうのは鼻血もんなわけなんだが。
宇『……いや、可愛い…可愛いんだけど。
めっちゃくちゃヤリてぇ……まいった。』
「………ん…あれ…天元おきたの?」
トロンとした顔でほんの少しかすれた声。
こちらをそんな様子で覗き込んでから
はそれは嬉しそうにへにゃりと笑う。