【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
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実 杏 宇 し「「「………はぁ。」」」
柚「………何…ホワホワしてるんですか…。
ピッカピカですね……まあ、良いですけど…。」
「ふふっ、綺麗になって良かったねぇ。
ほら、天元。髪の毛拭いてあげるよ。」
結局弟子全員を風呂に入れ
満足気なとは対照的に
義慈は心底不服そうに口を尖らせていた。
義「ズリぃ。俺、さっき入ったら怒られたぞ。」
実『よ、義慈さん…あの…やめっ…。いでっ!』
実弥の頭をガシガシと拭きながら不満を呟く義慈に、
柚樹はため息を着きながら冷たい目線を送る。
柚「当たり前でしょ…本当に馬鹿ですね。」
杏『ゆ、柚樹さん、痛、痛いですっ!!!』
柚樹にガシガシと頭を拭かれるのを嫌がる杏寿郎の頭を
柚樹が__ベシンっ。と引っぱたく。
柚『お黙りなさい!!
杏寿郎くんの髪はお父様に似て毛量が多いから
ちゃんと拭かなくてはいけませんよ!!
…ほら、頭を動かさないっ!!!』
杏『よも…母上と同じことを…。』
実『よ、義慈さん。俺ァ…その。自分でやりますんで。……聞いてますか?…オィ、やめろォッッッ!!』
義『俺、でけぇ犬飼いてぇんだよなぁ。
実弥くらいの大きさの犬落ちてねぇかな。
おぃ、暴れんなっ!!拭きにくいだろうがっ!!』
実『…っでっ!?殴るこたァねぇだろっ!!』
「実弥が居るから良いじゃないですか。
その辺の犬より数段可愛いですよ??」
呑気に相槌を打つだが、
彼女に頭を拭かれている天元は
全くもって穏やかな状態では無かった。