第20章 追跡とアジトR18(3人視点)
(サスケ君、色っぽい…)
彼を見るだけで濡れてしまう。
私が裏筋を丁寧に舌で刺激するとサスケ君が感極まった声を上げる
美形の彼が乱れる姿には、加虐心すら掻き立てられてしまう。
「はぁっ…はぁっ!!
花っ、くっそ…っ
も…っ、出そうだ──…!!
離せ──…っ!」
(出して…っ、口の中に…っ
────欲しい…っ)
「ダメだと言ってる…っ!!」
サスケ君は私を跳ね除ける。
その欲を彼は自身の掌で受け止めようとした。
『…っ…!』
「はぁ…っ…はぁ
く───っ」
私はサスケ君の手を掴んでそれを許さなかった
「花…っ!!」
途端にビクリと跳ねたそこから吐き出されるその欲を、私は全部飲み込む
「くっ…はぁっ…あ!!」
トロリとした濃い精液が喉に纏わり付くが、それすらもが快感だった。
ビュクビュクと何度か身体を痙攣させ、サスケ君は私の口に沢山の欲を吐き出してくれた。
『好き…ん…好き──…
…っ…サスケ君が…っ…好き』
サスケ君から吐き出されたものを、こうして呑み込めることが純粋に嬉しい
『沢山出たね…サスケ君』
するとサスケ君が、腕で目を覆って身体を震わせている。
吐き出す欲のせいだけじゃない。サスケ君は涙を溢していた。
身体を震わせ、それに耐えるように声を押し殺して泣いている。
サスケ君がどうして泣いているのか分からずに、私は狼狽えてしまう
そっと寄り添って、その艶やかな黒髪を、撫でた
『…泣かないで…サスケ君…
────泣かないで…っ』
サスケ君が悲しいと、私も悲しい気持ちになって涙が溢れてくる。
目を覆う腕が戸惑いがちにどかされると、涙を湛えたその瞳が 妖しく赤に変化した。
惑わされるその幻に、私の身体は沈み込んで行く。
────…
俺は花を幻術の中に引き摺り込んだ
そのまま あの埃っぽいマットより随分とマシになったベッドの上に花を押し倒す。
そうしてその白い首筋に、夢中で食らいついていった。
『…っ…あ──…』
耳輪に舌を這わせてその縁を甘く噛む。
耳の内側に何度も舌を侵入させると、身体を震わせて善がる嬌声が彼女の口から漏れた