第20章 追跡とアジトR18(3人視点)
それは、あの夜カカシに向け放たれたような 甘い声だった。
彼女が愛する男にだけ放たれる、
解放された 淫な声──…
その声に誘われるように、俺は深く赤い唇に舌を差し込み、その甘い嬌声をも呑み込んでいった。
『…んんっ…ん────!』
花が俺の服に手を掛けるので、敢えてされるがままにしてやりながら、こちらはこちらで 花の白く透き通るような肌を性急に暴いてゆく。
ちょっとづつ見えてくる、その柔肌全てに…甘く、唇を這わせていった。
互いに下着姿になるまで夢中で服を剥ぎ取って、ベッドに縺れ込む。
「く…やられっぱなしは…性に合わない」
『え──…あっ…さ、サス…ケくん…っ
だ、だ…め──…っ!』
駄目と言いながら、その期待に潤んだ瞳を見れば 自然と口角が上がってしまう。
俺は花の脚を肩に乗せ、そのまま蜜の溢れる箇所を舌で舐めとっていった。
「幻術の中なのに…っ、
お前は…こんなに嫌らしく…ん…っ、
ここを、濡らしやがって
ん…っ…ちゅぶ」
『あ"あぁあ"────っ!!』
途端に酷く官能的な声をあげられて、歓喜に胸が震えた
やはり花へする愛撫は、別格だ
途端に酷く昂ってくるのが自分でも分かる
花が俺の愛撫の一つ一つに…これ以上ない程に感じている姿は、この世の何より官能的で、甘い──夢のようだ。
程なく身を震わせて、花が達した
『あぁっ…!待っ…て…
今…イッてる…っ…からぁ…っ!!』
(ああ、堪らない)
静止も聞かず溢れる蜜を音を立てて啜り飲み込めば、花の腰は自然としなっていった。
『ダメ…っ…!!だめぇっ…!!』
俺は1度では飽き足らず、しなる腰を両手で掴んで その後も花が悲鳴をあげるまで、何度も舌でいかせてやった。
花はこれが…──好きらしいな…
『ひぁっ!!ああっ!!
もっ…!!おか…しくなる…っ!!』
顔を上げ、余裕のない花の息遣いを感じながら瞳を見つめるとそこには間違いなく、俺しか写っていない
その瞳を見つめながら、俺は自身の硬く滾った欲の塊を 割れ目に沿って上下に擦り付けていった。