第20章 ☆??ルート☆ Bad END
2人が料理をしている間キラは
ユウを抱っこしながらソファーに体育座りで座っていた。
『……。』
『……ゆり、叶輔が喋る前はあんな感じだったのかな?笑』
「さぁな(苦笑)
山田くんが、キラはよく叶輔をなぜか敵視してるって言ってたけど……
全然見えねぇな……」
『まぁ今は、叶輔じゃなくてユウだからね……それにキラちゃんも、
同時に大切な2人を失ったんだから無理もないよ……
叶輔のことだって、嫌いで敵視してたわけじゃないでしょ?
2人ともゆりのこと大好きだったしさ笑』
「だな……笑」
こうしている間にも料理は完成し料理をテーブルに並べた。
「キラ、料理ができたぞ。」
『い〜っぱい食べていいからね〜♪』
『ありがと……』
キラはユウを抱っこしたままダイニングテーブルまでやってきた。
ちなみに椅子は5つ用意されており太輔と百合が隣同士、
キラは太輔と向かい合っており
ユウは百合と向かい合うように座らせた。
そして太輔とキラの間の席にゆりの写真を置いている。
『……ゆり、』
キラはゆりの写真を見ながら悲しげな表情を浮かべた。
『ほらほらキラちゃん!
家族5人揃ったんだからそんな顔しない!』
『……私、本当にこの中に入ってていいの?』
「今更何言うんだよ、お前だって立派な家族だ。
ゆりと叶輔と同じ、俺らの娘だ(微笑)」
『っ……』
『そうだよ?
私たちの娘がそんな顔しないの!』
『っ……うん、ありがと(微笑)』
キラははにかみながら2人に微笑んだ。
そして少しずつ家族として溶け込んでいったキラ。
キラは本来自分がゆりの代わりとして作られたことを
気に病んでいた、結局はゆりの代わりなのではないかと……
だが太輔と百合はそんなことを全く気にしておらず
キラを一人の娘として受け入れていた。
『ゆりはゆり、
叶輔は叶輔、キラはキラ……それだけだよ?』
「お前はゆりの代わりなんかじゃない。
俺たちの子供は、一人娘じゃなくて3人兄妹だ。
ゆりと叶輔は空の街に居るだけだ。」
『っ……ありがとね。
お父さん、お母さん(微笑)』
「『……(微笑)』」