第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っ……」
『……神様に聞けば、真実はわかる。でも、今はそんな事すべきじゃない。
私は……時が来るまで太輔達を見守るよ……』
「っ……そう、だな……ほんと、
お前17で歳が止まってるのに大人になったな……」
『っ私だって普通に生きてたら32だからね?
考え方くらい大人になりますよっ!』
「そうだな笑
その時の俺より年上だもんな、」
『そー言うことっ!……ほんと、今の私は幸せだよ。
一番大切だった人とこうして過ごせる事ができて……』
「俺もだ……お前と過ごせて、本当に奇跡だよな……」
『うん……でも、』
「……?」
百合はふと窓の方を見た。
『ゆりと憲吾くんに、もうその時間は訪れない……
奇跡でも起きない限り……』
「っ……」
『私たちは、一応ちゃんとお別れできたでしょ?
でも2人はまだお別れがちゃんとできていない……
ゆりが本当に生きてたら、話は別だけどね……』
「っ……」
(三船くん、今頃どうしてんだ?
……葛木さんと、一緒に居るのかな……)
百合に言われふと憲吾がどうしてるのか気になった太輔、
だが翌日の授業が全て終わった放課後に予想だにしない訪問者が
七華高校を訪れた……。
_翌日、朝
「よぉ先生……今日は有給取んなくてよかったのか?
まる2日間疲れてんだろ?」
職員室に入るなり和真に声をかけられる太輔。
「仕事してるほうが、色々気にしなくて済むからな……
九条も、2日間参列してくれてありがとな。」
「参列すんのは当たり前だろ?
四十九日も、行くつもりだから。」
「ありがとな(苦笑)」
こうして太輔は1日仕事をこなし時刻は16時を回ろうとしていた。
太輔が職員室で明日の準備をしていると教頭先生から声をかけられた。
「藤ヶ谷先生、
美園鈴学園の荒木剛太さんという方がお見えになっていますよ?」
「っ荒木先生が……?」
(なんでわざわざ学校に……もしかして、三船くんのことか……?)
「職員玄関でお待ちになっています。」
「っわかりました、ありがとうございます。」
太輔は剛太が待つ職員玄関に向かった。
そして職員室を出ると剛太の姿が目に入ってきた……。