第20章 ☆??ルート☆ Bad END
『おと、さん……』
「……お前が嫌じゃなかったら、うちに来てほしい。
俺の、娘になってほしい……ゆりの、妹として……」
『っ!』
「……(微笑)」
『っ……私、邪魔じゃない?』
「邪魔なもんか……だって、もう娘同然なんだからよ(微笑)」
『っ……』
キラは改造されたアンドロイドの為涙を流すことはできなかった。
だがキラの心は嬉しさの気持ちで泣いていた。
その様子を見ていた裕太達も微笑みながら見ていた。
「キラちゃん……私たちにとっても貴女は孫同然よ?
ゆりちゃんの分まで、生きてちょうだい……(微笑)」
「っおばあちゃん……」
キラの肩に両手を添える有希子、キラは有希子に手を重ねた。
こうしてキラは太輔の娘として引き取られる事になった。
そして火葬も終わり炉に戻ると
ゆりの遺骨を骨壺に入れていった。
『ゆり……ゆりは、空の街に行ったの?』
「あぁ……きっとゆりも、ママと同じ場所に行ってるはずだ。」
(……と言っても、ママはまだ俺のとこにいるけどな……)
太輔はキラが持つ百合に目を向けた。
百合は今、何を思っているのだろうかと太輔はふと思うのだった。
火葬もひと段落終えた太輔達、
遺骨は四十九日まで太輔の自宅で保管する事になった。
そして繰り上げ初七日法要も行い裕太達親族は
太輔の自宅で会食をする事になり太輔はお寿司の出前を取った。
_太輔宅
「兄さん、2日間お疲れ様。
二度目とはいえ疲れたでしょ?」
裕太は太輔を労うように声をかけた。
「まぁ……百合の時と違って、急過ぎたからな……
だから、組織のことは許せないよ。早く、解決して欲しいって願ってる。
ゆりの、無念を早く晴らして欲しい……」
「だね……それにしても、三船くんのことはどうすんの?
一応、ゆりの彼氏でしょ?四十九日とかさ……」
「それは、三船くん次第だ。
三船くんはゆりが生きてるって信じてる……」
「……兄さんは?
正直なところどう思ってんの?」
「俺は、もうゆりはいないって思ってるよ……
そう思うしかない……アイツと同じだ、アイツと同じでゆりは
俺たちを見守ってくれてる……」
「……だね、」