第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っ……」
(この人、何でそこまでして……)
「……俺は何が何でも生徒の味方、だからな(微笑)」
「っ!」
「俺はお前にこれ以上苦しんでほしくないだけだ、
お前が苦しんでたら、ゆりも苦しいだろうからな……」
「っ……」
_プーーー
「っ!」
(っこの音……)
突如近くで車のクラクションが聞こえた。
恐らくゆりを乗せた霊柩車だろう……。
「どうやら、火葬場に向かったらしいな……」
剛太は音がする方へ手を合わせ合掌、
憲吾も釣られるように手を合わせた……。
「……。」
(ゆりでなくても、
一人の人間が亡くなったことに変わりはないんだよな……)
そしてしばらく合掌をし2人は顔をあげた。
「……ちょっと斎場戻ってみるか。
多分、葛木さん達もお前の帰り待ってると思うぞ。
その時に、少し話してみろよ……」
_コクッ「……。」
憲吾は小さく頷くと剛太と共に月野メモリアルホールへ足を進めた。
建物に近づく度に足取りが重くなっていくのを感じた……。
「っ……」
(怖い……急に怖くなってきた……こんなこと、今まで……)
「三船、俺がついてるから安心しろ。
もしお前に心無いこと言う奴居たら守ってやるから……大丈夫だ。
少なくとも葛木さん達はお前を受け入れてくれる……」
「っ……」
そして2人は駐車場までやってきた。
車も少しずつ減っておりこれから帰る参列者もいた。
その際憲吾達に気づいた参列者はこちらをチラッと見たが
特にあれこれ言われることはなかった。
「っ……」
(視線を感じる……けど、無理もねぇよな……)
「お前らも車で来たんだろ?
どこら辺に止めたんだ?」
「左端のほうでs「っ憲吾!」っ……」
憲吾の右側のほうから圭吾と思われる人物の声が聞こえてきた。
その方向へ体を向けてみれば圭吾と勇吾、吾郎の姿があった。
圭吾は駆け足でこちらにやって来た。
「っ圭吾……」
「……。」_ペコリ
剛太は軽く圭吾達に会釈をした。
「っ憲吾……さっきはごめんな?
お前の気持ち、ちゃんと理解していなかった……
押し付けて……ごめんな?」
「っ……俺こそ、ごめん……」
「あと、いきなりぶってごめん……でもそうでもしないと、
藤ヶ谷さん達も……」
「……わかってる、」