第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っ……」
「……っこんな話、ゆりの彼氏の前でするもんじゃねぇな(苦笑)
驚かせて悪かったな……」
「っいえ……ゆりを好きな奴は、沢山居たんで特に……」
「まぁゆり、グループで一番人気だったもんなぁ……
何気に学校でも凄い人気だったし……
流石は日本のトップアイドルってところだな笑」
「……。」
(そんなゆりが、俺を好きになってくれた……
まさか、偶然ゆりを助けたところから
ここまで発展するなんて当時の俺からしたら考えられねぇな……)
「……ゆりの彼氏が三船で、本当によかったって思うよ。」
「え……」
「もしこれでゆりにちゃらんぽらんな彼氏がいたら
俺もお父さん並みに反対するかもだし笑」
「さすがのゆりも、そういうのは選ばないと思いますけど……」
「だなー……俺も少しくらいはゆりの両親の話聞いてるからさ、
素敵な恋人同士だったって……だから娘のゆりも
三船みたいな素敵な恋人を見つけたんだろうなって思うよ。」
「っ……んな、煽てないでくださいよ……俺はそんなじゃ……」
「人気アイドルのハート仕留めておいてよく言うな笑」
「っ……///」
「ま、お前からかうのはこの辺にするか……
んで、この後はどうすんだ?
まだ献花は終わってないだろうしこのまま斎場に戻るのはアレだろ?」
「っまぁ……」
(お父さんにも、
二度と姿見せるなって言われたし行く必要ねぇもんな……)
「……藤ヶ谷さん、ゆりのお父さんは三船にああ言ったけど……
本心であって本心じゃないんだ。」
「っ……?」
(本心であって本心じゃない?……意味がわからない……
俺はあの人にとって最低なことを……)
「藤ヶ谷さんも一度大切な人、ゆりのお母さんを亡くしている。
だから三船の気持ちも痛いほどわかってる……。
それに……お前のことをよろしくだなんて頼まれちまったしさ(苦笑)」
「っ!」
(なんで……俺はあんな最低なことを……)
「……立場上、ああ言うしかなかったんだ。藤ヶ谷さんだって本当は、
ゆりが偽者であって欲しかったって思ってるだろうから……」
「っ……」
「でも!……さすがの俺もさっきのお前の行動は庇い切れないぞ?」
「っわかってます……」