第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「……。」
「俺にとって生徒は、本当にかけがえのないものなんだ。
三船がゆりを、ゆりが三船を大切に想ってるように
俺も生徒が何より大切なんだ……だから、
お前が間違った道を進もうとするなら俺は全力で止めるぞ。」
_『何が何でも憲吾は守るよ。
たとえ裏社会に手を伸ばそうとしても、殴ってでも止める……。』
「っ!」
憲吾は昨日こっそりと聞き耳を立ててた時に聞いていた
圭吾と勇吾の会話がリフレインし
剛太の言葉は圭吾の言葉と重なった……。
「……ん?
どうした三船、急に固まって。」
「っ!?
っいや……本当に珍しい先生だなって……ゆりも、
新学期の時そう言ってたから……」
「ゆりそんなこと言ってたの!?
……んん〜、俺ってそんなに変わってる?」
「……ゆりのお父さんとかに比べれば大分、」←
(自覚ないのかこの人は……)
「俺は俺が思う正しい道を進んでるだけなんだけどなぁ……
まぁともあれ、三船とこうして話ができてよかったよ。
お前も、大分すっきりしたんじゃないか?」
「えぇ……俺も、ついつい話しちゃいましたね……
こうして誰からと穏やかに話せたのも、本当に久しぶりだ……。
ゆりが信頼をおくのも、わかる気がする……」
「っんな褒めんなよー笑
へぇ……ゆりがそんなこと……」
「……?」
剛太はふと空を見上げた。
その様子に憲吾は不思議そうに首を傾げた。
そして剛太は口を開いた……。
「……俺、
やっぱりゆりのこと好きだったのかな……」
「っ!?」
剛太の思い掛けない告白に驚きを隠せない憲吾。
「……あ、急にこんなこと言って悪りぃ(苦笑)
でも北京に行く時さ、櫻井さんに頼み込んだ時言われたんだ。
俺にとって生徒は恋人みたいなもんで、
特にゆりが大切なんじゃないかって……」
「っ……」
(この人がゆりや俺を気にかけてくれたのは、
それが一番の要因……?ゆりが好きだから、力になりたくて……)
「俺はゆりのことが好きだったのかもしれない。
でも今の俺は……大切な生徒達を守りたいって気持ちが強いかな……」
「っ……」