• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


「っ……確かに……作られたゆり達のアンドロイドは本物の如く
巧妙に作られていた……内臓とかだってほぼ人間と同じ……
でも体内にはマイクロチップやナノマシンが入っていて解剖すれば
すぐわかる……お前がゆりを偽者と言うなら、

組織側からするとあのアンドロイドは完全体ではなかったって事だぞ?
アイツらにとってゆりたちを攫うという事は大きなリスクだ。
それに加え偽者とすり替える……大きな掛けだ。
組織だって全力を尽くす……それなのに、
それ以上の技術を持ってるってことか……?」


「可能性は……あってもおかしくないはずだ。
俺は一度、電話越しで東郷と話した……
その時の東郷は自信に満ち溢れてた……。
アンタ達は、何も動けてないから俺が足掻いても何もできないって……」

「っ……」


唇を噛み締める剛太、東郷をはじめとした組織の連中は
それほどに自分たちを欺くことに自信があるのかと憤りを感じた……。


「……正直、このまま圭吾や櫻井さん達に任せても
東郷の居場所はおろか組織のことだって
解決できないままだって思ってる……今まで、
完全に解決したことがなかったから……」

「っ……それ、ゆりにも似たようなこと言われたなぁ……」

「っ……?」

「ゆりが宙の言うことを聞くって言った時、俺も言われたんだ。
俺らが絶対解決してやるからって言った時ゆりは、

『じゃあ何で今の状況は変わらないの』って……」

「っ……」


剛太は最後にゆりと会話をした日を鮮明に思い出していた……。


「っほんと……!
自分の無力さを思い知らされたよ……お前らが苦しんでるのに、
俺ら大人は何もしてやれてないんだって……」

「っ先生……」

「……三船、俺はお前の話を信じたい。
ゆりが生きてるって話……でも、

戸籍上ゆりはもういないって事に変わりはないんだぞ?」


「っ……」

「それに、ゆりのお父さん達は
ゆりがいない者だと思ってこれから暮らしていくんだ……
逆に周りの人たちを苦しめる、って事にもなりえないんだぞ?
それでも……ゆりを探すつもりか?」

「っ……俺の中で、ゆりは死んでいない。
ゆりを……絶対に見つけてやる……」

「っ……」
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp