第10章 ☆Story28☆ 世界を目指して…
『……はい、ほどほどにお願いしますね』
「それはどうかなー笑
まあその時によるだろうけどさ!
日本帰ってきたら今d『お誘いはお断りです!怒』ちぇぇ……
んじゃ!今日は約束通り写真送るね!」
『はい、よろしくお願いします。』
こうして2人は電話を切り、
タイスケはさっき撮った写真をゆりに送った。
【凄い綺麗に撮れてるでしょ?♪】
【スマホの写真でもこんなに綺麗なんですね
実際見たらもっと綺麗だろうなー】
【うん!すごく綺麗だったよ♪
まあ俺からしたらゆりちゃんのほうが綺麗だけどね!】
【口説き文句はいりません!
でも星空の写真はありがとうございます。】
【どういたしまして♪】
【それじゃ明日も忙しいだろうし今日はこの辺で!】
【おやすみ!】
【お休みなさい】
メッセージのやりとりも終わりタイスケはソファーに思わず寝そべった。
「っ……マジで可愛過ぎでしょゆりちゃん……今度直接会ったら、
俺抱きついちゃいそう……」←「「は?(^^)」」by.太輔らその他諸々
タイスケは少しの時間でも憲吾よりゆりとの時間を
独占できたことがあまりにも嬉し過ぎたようで両手で顔を覆った。
「うぅ……俺って重症?」←「「今更言うな」」by.キスマイ
しばらく悶絶しながらもタイスケは起き上がりお風呂を済ませ
淡い思い出に浸りながら眠りにつくのだった。
ゆりside
電話越しでのタイスケとの会話を終え星空の写真を送ってもらったゆり。
現代のスマホはどんな景色でも高画質で撮れるので星空が綺麗に写っていた。
『僕にも見せて!』
「はいはい(苦笑)」
ゆりはユウにも写真を見せた。
『今夜の東京の空はすごい綺麗だねぇ……』
「うん、凄く綺麗だね……_ピコーン
ん?憲吾からだ……なんか写真送られてきたけど何だろ……」
写真を見ていると憲吾からなにやら写真が送られてきた。
ゆりは早速憲吾とのトーク画面を開いた。
そのタイミングでメッセージも一緒に送られてきた。
【さっき撮った写真
流星群が流れていたから撮ってみた。
そっちのほうはどうだった?】
「ふふ……まさか憲吾まで似たような写真送ってくるなんて笑」
『……これは、波乱の予感するよ。』←