第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「っ……話すことなんて、何も……」
「ゆり……これはグループにも大きく関わることなの。
打ち合わせは明日まで迫ってる、今日はお互い仕事はないわ。
……ちゃんと、話し合いましょう。」
「っゆりちゃん……お願い。
来海ちゃんに言えなかったこと、私たちに話してよ……」
「っ……」
(2人の気持ちは嬉しい……でも言えない……これ以上、
私が組織と繋がってるってことがバレるのは……)
ゆりは2人の言葉に何も言えずただ俯くしかなかった。
「ゆり……なぜそんなに私たちを拒むの?
私たちじゃ、頼りないっていうの?」
「っ……そんなんじゃ……ただ、
本当に今は何も言えない……ほっといてよ……」
「「っ……」」
ゆりは2人を突き放すように呟いた。
そして2人は一度諦め自分の席に着くことにした。
6時間目の予鈴チャイムも他の生徒達も続々と席に着いていく。
本日最後の授業は偶然にも剛太が担当する歴史だった。
ゆりは授業が終わったらすぐ剛太の元に行こうと思うのだった。
_ガラッ!「よーしみんなー!今日最後の授業担任の授業だからな!
寝てるやつはいねーか?」
「「はーいっ!!」」
「よしよし、それじゃ日直は号令よろしくね!」
こうして始まった最後の授業、
時間はまたあっという間にすぎ授業が終わった後はすぐにHRに入った。
それも終わり掃除がある生徒以外は下校、
ゆりはHRが終わるなり剛太の元に駆け寄った。
「っ…荒木先生っ!」
「おーどうしたゆり、
俺このあと一旦職員室行かないといけないんだけど……」
「っ……どうしても、行かないとだめですか?」
ゆりは複雑な表情を浮かべながら剛太を見上げた。
「っゆり……どうs「ゆりちゃんっ!」っ愛美?」
「っ……」
千鶴と愛美はゆりを追いかけるように2人の元に駆け寄ってきた。
「っおい2人とも……急にどうしたんだ?
ゆりと、喧嘩でもしたか?(苦笑)」
「っ喧嘩ってわけじゃ……でも、似たようなものかと……」
「ゆりちゃんと、話がしたいんですちゃんと……」
「……ゆり、」
千鶴と愛美の真剣な眼差しを受けた後、剛太はゆりに目を向けた。