第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「っ……」
(もしかして、荒木先生のこと勘づいてる……?
いや、さすがにそれは……でももし、
ジュリさんが宙さんと繋がってるとしたら……)
「とにかく、今日のアイツにはすげぇ頭にきたし……
いい加減駒にされるのごめんだし……」
「っ宙さん……」
ゆりは少し複雑な表情を浮かべながら宙を見た。
「……てなわけでっ
オレもガンガン攻めてくつもりだからそのつもりで♪」
「っ……」
(宙さんが味方になってくれるのは嬉しい……
でも、余計に心を掻き乱れそう……ううん、
私は憲吾と別れたんだからいつまでも憲吾のこと想ってちゃいけない。
身体だってこんなにも宙さんに許してる……なら、忘れなきゃいけない……)
キュッと唇を噛み締めるゆり、そして2人は服などを整えると
念の為に宙が先に個室を出ることにした。
特に周りに人がいないのを確認するとドアをノックしゆりも個室から出てきた。
_コンコン「ゆりちゃん、外は大丈夫だよ。」
_ガラッ「っ……」
(誰にも聞かれてないよね……)
「たまにはこういうとこでするのも悪くないね笑」
「っ私はもう嫌ですよ……」
ゆりはジト目で宙を見た。
「ゆりちゃんが嫌ならもうしない!……多分ね笑」
「っ多分ってなんですか!?」
「笑笑
……あーあ、すっかり夕暮れだよ。
日落ちるの早くなってきたもんねー。」
「そろそろ、帰りません?
一応私、キラちゃんに6時までに帰るよう門限付きで来たものですから(苦笑)」
「そうなの?
キラちゃんゆりちゃんのお母さんみたい笑」
「ははは……そう、なんですよね……苦笑」
こうしてゆりと宙は帰ることにした。
宙はまたゆりをバイク後ろに乗せて寮の前まで送り届けた。
ヘルメットを返しゆりは寮に入ろうとしたが宙はなぜかヘルメットをとり
ゆりの腕を掴んで引き留めた。
_グイッ!
「っ宙さん……急にどうしたんd_チュッ…っ!?///」
「……。」
そして腕を引っ張りそのままゆりにキスをした。
数秒のキスをし唇を離す宙、ゆりは突然のことに顔を赤くさせた。
「お別れのキス……また一緒に遊ぼ、」
「っ……///」
「それじゃ、またね」