第4章 柱合会議
「おはよう皆。今日はとてもいい日だね
顔ぶれが変わらずに半年に一度の
“柱合会議"を迎えられたこた嬉しく思うよ」
「(傷…?いや病気か?
この人がお館様?)」
炭治郎の頭はグルグルと
考えが巡っていたがその頭を抑えられる
「(このっ!!)」
目線だけで横を向けば先程いた
柱全てが膝をついていた
「お館様におかれましても
御壮健で何よりです。益々の御多幸を
切にお祈り申し上げます」
不死川は丁寧な言葉で挨拶をする
「ありがとう、実弥」
お館様が座るのを確認し
今回の話の中心である炭治郎の話へと
「畏れながら、柱合会議の前に
この竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士。
ご説明いただきたく存じますが…」
「(理性も知性も全くなさそうだったのに
すごいキチンと話しだしたぞ)」
そんな不死川に炭治郎は
物凄く失礼な事を考えていた
「そうだね。驚かせてしまってすまないね
2人の事は私が容認していた。そして
皆にも認めて欲しいと思ってる」
「「「「「!!」」」」」
お館様の言葉に柱は皆驚いている
ヒ「嗚呼…たとえお館様の願いであっても
私は承知しかねる…」
ウ「俺も派手に反対する
鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」
カ「私は全てお館様の望むまま」
ト「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」
コ「…………」 ト「………」
反対する、悲鳴嶼、宇髄
受け入れる甘露寺 時透
そして無言の胡蝶、冨岡
柱の反応は様々だか中でも
この3人は意志が強かった
イ「信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」
レ「心より尊敬するお館様であるが
理解できないお考えだ!全力で反対する」
シ「鬼を滅殺してこその鬼殺隊
竈門・冨岡両名の処罰を願います」
伊黒、煉獄、不死川は
断固として認めない姿勢だ
「では、手紙をー」