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鬼滅の心得 【鬼滅の刃】

第3章 那田蜘蛛山



一行は那田蜘蛛山の入り口に
着いたがここで善逸がグズリだす

「ちょっと待ってくれないか!
怖いんだ!目的地が近づいてきて怖い!」

『善逸君、大丈夫だよ?
みんな一緒に行くから』

膝をかかえてる善逸に近づき
慰める絢迦だが善逸の涙は止まらない

「絢迦さーん(泣)」
「なに座ってんだ気持ち悪い…」

絢迦に寄りかかるように
泣きついている善逸に伊之助が暴言をはく

「気持ち悪くなんてない!
そうですよね!絢迦さん!
こいつらが異常なんですよね!」

『お、落ち着いて善逸くん…っ!!」

何かの気配を感じとり道の先を
みると1人の隊員が

「たす…助けて………」

『あれは、鬼殺隊員!?』
「何かあったんだ!大丈夫か!」

近づいてゆくといきなり隊員の身体が
宙に舞いそのまま山の中へと引っ張られる

「繋がっていた…俺にも…
たすけてくれぇぇえ」

その声を最後に彼の姿は消えた

『今のは…』

今起きた現象に一同は驚きを隠せない

「…絢迦さん俺は行く!」
「俺が先に行く!ガクガク震えながら
お前は後ろをついてきな!腹が減るぜ!」

『2人とも…わかりました!
私は善逸君と行きます。ただし敵が
強い場合は勇気ある撤退も必要ですよ!』

「わかりました!善逸をお願いします!」
「猪突猛進あるのみ!」

絢迦に見送られ2人は
山へと入っていった、

『さぁ善逸君、頑張って行きましょ!
禰豆子ちゃんも行っちゃったよ?』
「あぁ!炭治郎のやつ!禰豆子ちゃんを!
うぅ…離れないでくださいねぇ
(絢迦さん、めっちゃいい匂い)」


支えられながら歩く善逸は禰豆子の事と
絢迦の匂いを嗅いで
少し安心したのか涙は止まったようだ






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