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【テニプリ】君の未来【中編】

第6章 7月 大会







次の試合では大石・菊丸ペアがシンクロを極め、桑原・丸井ペアを圧倒して勝利した。

次は越前くんと幸村くんの戦いだが、越前くんはまだ会場には来ていない。



「よっしゃ金ちゃん時間稼いできいや!!」

「お、おん。ワイ行ってくるで。」




・・・・・・





「おまたせ。」

金ちゃんの時間稼ぎのおかげで越前くんは試合に間に合った。
協力をしにいっていた他校の選手も帰ってきて最後の試合を見守ることにした。
越前くんは無我の境地や百錬自得の極みを発動させるが幸村くんには効かず。五感を奪われていく。

「その程度なのかい?ボウヤ。」


「テニスってこんなに苦しかったっけ・・・。」

越前くんは地面に倒れてしまった。しかしそのあとなにかを思い出した越前くんは見えない球で幸村くんを圧倒した。




ズドーン!!!
最後の一球。みんなの声が思いが重なり試合は終わった。


「ゲームセットウォンバイ越前6-4」
幸村くんと越前くんが握手を交わした。


こうして青学の優勝で今年の全国大会は幕を閉じた。
青学のメンバーが越前くんを胴上げする。その中心で越前くんの一際大きな声が会場に響き渡った。


「やったー!!!」



これをもって3年生は引退になる。



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