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【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】

第14章 色黒関西人登場


「和葉ちゃん!もう帰ったかと思ってたから連絡もらえて嬉しい!って、あれ…蒼井さん!?和葉ちゃん達知り合いだったの?」



「蘭ちゃん!来てくれておおきに!やー、帰るつもりやったんやけど時間もお昼時やったから何か食べて帰ろうってことになってな。それにお土産も買うて帰りたかったし!あ、蒼井さんとはさっき会うたばっかやで!」



「……おい…帰ったんじゃなかったのか?…それに…何で悠さんと一緒に居るんだよ!」



「和葉が腹減った言いよるし、土産もまだ買うてへんかったからな。ま、蒼井さんとのことはたまたま偶然や!」




連絡を入れてから数分でポアロにやってきた蘭ちゃん達。その姿を見てよほど会えたことが嬉しい様子の女の子二人に反して、何やら小声でヒソヒソと話している平次とコナン。小学生と高校生が内緒話している図があまりに異様な光景に見えてしまい苦笑いを浮かべるしかない。


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人数が増えたことで店内のお客が落ち着いてきたこともあり広めの席へと座りなおすことになったのは良かった。何故か俺の左右を陣取る男共……何で俺を間に挟む…。



「蒼井さん達って今日初めて会ったんですよね?それにしてはなんかすっごく仲が良いなって!」




「あ、うちも思った!平次の懐きようといったら…ほんまに今日が初対面なん?」




「懐くって…犬猫やあるまいし。コナン君から色々聞いとったから初めて会った気がせんだけや」




『…それ気になるんだよな…。俺の話って、どんな話をしてんだよ』




和葉ちゃんの言葉を聞きコナンからそれなりに話を聞いているとはいえ数分前出会ったばかりの男に対して少し心を開きすぎやしないかと思ってしまい、色々大丈夫かと心配になるもののふとコナンが俺の事をどんなふうに話しているのか気になってしまい隣でオレンジジュースを飲む少年へと視線を向ける。
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