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【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】

第17章 悪夢の時間


「!!悠さん!それに、安室さんと赤井さんも!!」



「コナン君!爆弾が仕掛けられているというのは本当か!?」



「車軸とホイールの間に無数に仕掛けられてる!遠隔操作でいつ爆発するか分からないんだ!一刻も早く解除しないとッ!!」



「分かった!悠と…FBIとすぐに行く!」



やっと現状を理解したのかすぐさま思考を切り替える零を見やってから周囲の爆弾を見て回る秀一に続き、その予想以上の規模に表情が険しくなるのが分かる。



「っ……はぁ、これで大丈夫だ」



「やっぱりトラップが仕掛けられてたんだね」



「ああ。安易に開けなかったのは正しい選択だったよ」



一通り見て回ってから爆弾の解除を任せていた零達の元へと戻ればとりあえずトラップは外せたようで、そんななかやってきた俺と秀一へと向けられる視線の意味に肩を竦めるしかない。



「悠さん、赤井さん!爆薬は?」



「やはりC4だ。非常に上手く配置されている」



『全てが同時に爆破したら車軸が過重に耐えきれず連鎖崩壊は確実だ…』



「っ…なるほど、悩んでる暇はなさそうですね……!?コレか!」



俺達の言葉を聞き時間の猶予がないことを知った零がすぐさま爆弾の解除に取り掛かる。



「どう?解除出来そう?」



「問題ない。よくあるタイプだ。解除方法は分かるよ」



「へー…爆弾に詳しいんだね、安室さん」



「警察学校時代の友人に色々教えられたんだよ。…後に爆発物処理班のエースとなった男に…」



零と新一の会話に耳を傾けながら秀一と同じくライフルの準備をしていたのだが、途中聞こえてきた内容に思わず動かしていた手が止まってしまう。



『…(陣平)…』
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