【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第42章 キミとの出会いを運命に
「大丈夫だよ。勿論だけど何もしないから」
「分かってます。でも私はソファーで寝ますから」
「身体痛くなるから一緒に寝よう?」
結局ダブルベッドに二人で横になる。
大丈夫。
ダブルベッドだから!
そして今......最大限に広さを利用している状況だ。
「抱きしめるのはいい?」
「だめです!!」
あれ?このやり取り前にもした様な......?
「そういえばもう聞かなくてもいいよね」
そう言うと私の腕を引き自分の腕の中にすっぽりと収めた。
その胸元を両手で握る。
彼の腕の中にいる......夢?
「やっぱり私もギュッてします。増長さんの香り好きです......」
そのまま首元に顔を埋める。
「あんまり可愛いことしたらだめだよ?」
あれ......?
「あの......」
「なに?」